エントリーを増やす採用動画の作り方ートレンドは「身近さ」と「短さ」

「求人広告を出しても応募が来ないのに、採用動画を作るなんてハードルが高い」と思っていませんか?答えはNO。スマートフォンでの動画視聴が一般的になり、情報収集も暇つぶしも動画に頼る人が増えた今、転職活動においても動画が重要なツールになっています。企業にとっては採用動画制作を始めるのにまたとないタイミングです。

このページでは企業と求職者を繋ぎ、エントリーを後押ししてくれる採用動画制作のトレンドやポイントを解説していきます。

採用動画で「エントリーが増える」は事実です!

2023年1月に行われた採用動画に関する調査によると「採用動画がエントリーのきっかけになった」と話す求職者は【全体の7割以上】でした(出典:moovy/URL:https://moovy.jp/)。とくに転職希望者で採用動画が参考になったと答えた割合が多かったです。動画のメリットは、テキストやイラストを見るよりも、短時間で多くの情報が得られる点です。転職者のように、働きながら転職活動を進める(=時間の制限がある)人たちは、効率の良い情報の収集のために動画を視聴していると考えられます。

また、同調査で転職希望者が採用動画を視聴するメディアは、1位:Youtube(45.9%)、2位:Twitter(36.9%)、3位:採用HP(35.1%)という結果でした。YoutubeやTwitterなどのSNSが採用HPよりも多い結果になり、隙間時間で動画が楽しめるかつ企業と求職者の距離が近い媒体が好まれていることがわかります。

これらの事実をふまえ、採用動画のトレンドをみていきましょう。

採用動画のトレンドは「身近さ」と「短さ」

採用動画の近年のトレンドを2つ紹介します。

トレンド1:身近さ

一つ目のトレンドは、会社を身近に感じさせる切り口や表現です。洗練された映像やBGMが用いられた「かっこよさ」よりも、自分が働いている姿を想像させるような、飾らないリアルな雰囲気が好まれています。

身近さを感じてもらいやすい動画の特徴は次の通りです。

・出演者の表情や話し方が自然
・出演者にリラックスした雰囲気がある
・求職者との目線が近い
・親しみやすいBGMやデザインが使用しされている

出演者の笑い声が入っていたり、カンペや台本を読まずに普段通りに話していたりするなど、身近さを感じさせるような演出がトレンドです。カメラワークやBGMにこだわって編集に時間をかけたり、制作会社に高い費用を払ったりする必要性は低くなったといえます。

トレンド2:短さ

動画の長さが「短い」こともトレンドの一つです。前述したとおり、採用動画はSNSで視聴されるシーンが多いため、通勤や休憩中の隙間時間で視聴できる短い動画が好まれる傾向があるとわかります。

YouTubeやTwitterは近年「ショート動画」と呼ばれる数十秒から1分程度の短い時間の動画視聴機能が拡張されています。SNSで動画を発信して求職者との接点を多く持つことで、採用サイトへの誘導につながるきっかけ作りにも有効です。短い動画は数分以上の永い動画に比べて、最後まで視聴される確率が高いというデータもあります。媒体の特性やトレンドを活かし、短い動画の作成を検討してみてください。

エントリーを増やす採用動画のポイント3選

「身近さ」と「短さ」のトレンドを踏まえると、エントリーを増やすために押さえておくべきポイントは次の3つです。

【エントリーを増やす動画のポイント】
・映像を作りこみすぎない
・SNS仕様に仕上げる
・質より量を重視する

それぞれのポイントをわかりやすく解説します。

映像を作りこみすぎない

求職者に自社を身近に感じてもらうためには、演出や編集を必要最小限に抑えることが有効です。通常なら編集でカットするような周囲の音や、出演者が話に詰まっている様子をあえて残しておくことで会社の日常の様子が伝わる動画に仕上がります。

SNS仕様に仕上げる

SNSを活用するメリットは、隙間時間に見てもらいやすいことのほかに、「シェア」の文化があること、求職者の反応が見えやすいことがあります。良いコンテンツとして拡散されればより多くの人に動画を届けられる、「いいね」や「コメント」で反応がわかりやすいことは、従来の求人広告にはない特徴です。誰でも無料で始められるので活用しない手はありません。

SNSで拡散されるためには動画を30秒程度に収めるのがポイントです。視聴者を飽きさせないよう、テンポよくキャッチーに仕上げていきましょう。視聴者にとって有益な情報であると判断されることも重要なので、企業がアピールしたい内容をピックアップするのではなく、視聴者や求職者が知りたい内容をアップする姿勢が求められます。視聴者に有益な情報をコンパクトにまとめることが、SNSで動画を「バズらせる」ポイントです。

質より量を重視する

企業として意識したい最大のポイントが「質より量を重視する」ことです。質にこだわって映像作品としてクオリティの高い動画を制作したい気持ちもあるでしょうが、今のトレンドはいろんな切り口の動画を、SNSやサイトに複数アップすること。スマートフォンがあれば動画の自作もできるので、まずは試しに撮影・制作してみてはいかがでしょうか。

採用動画でエントリーを増やしたい方へ

採用動画でエントリーを増やすためのトレンドやポイントを解説しました。「身近で短い動画」がトレンドになっている今は、企業にとって採用動画制作に着手しやすいタイミングだといえます。動画STOREでは企画から制作までワンストップでサポートいたします!採用動画が気になっている方はぜひお気軽にお問い合わせください。