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今どきのカタログ制作事情をのぞき見!? なくなることはない紙カタログの魅力

カタログを見ながら「この商品良いな」「いろんな商品があって見ているだけで楽しい」とページをめくる手が止まらなくなる経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。生活のあらゆるシーンでデジタル化が進んでいますが、紙のカタログには画面上で見るカタログとは違った魅力や機能があります。 このページではデジタルが主流となりつつある現在でも色あせないカタログの魅力や隠された機能について解説していきます。また、カタログを作りたい人向けに印刷会社の目線からカタログ制作のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

紙カタログの魅力


カタログに付箋を貼る

紙媒体としてのカタログの魅力や、実はとても機能的な一面を紹介していきます。

ユーザーの好奇心をかきたてる

紙媒体とインターネットでは検索の方法が大きく異なります。インターネットを使うとき、わたしたちは「これについて知りたい」というキーワードを元に検索し、欲しい答えにすぐにたどり着きます。一方、紙のメディアでは、答えにたどり着くまでに他のページをめくる必要があり、答え以外にもいろいろな情報をインプットします。明確な目標がないまま、ページを眺めていることも少なくありません。

インターネットがすぐに答えを得られる利便性があるのに比べ、紙媒体はユーザーの好奇心のままにあらゆる情報に目移りさせるのが特徴です。この特徴により、見る人の新しい行動を引き起こしたり、好奇心をかきたてたりすることができます。

実物に近い色味で印刷できる

印刷された紙媒体は、見る人の環境に左右されずに同じ発色で提供することができます。インターネット上のカタログは、使用する端末やディスプレイによって見え方が異なる場合があるので、「ネットで見た色と実物の商品の色が違う」ということが起こりやすいです。カタログは色校正を丁寧に行うことによって、実物に近い色味を確実に再現することができます。

書き込みができる

紙のカタログは好きなように書き込んだり付箋を貼ったりできるメリットがあります。机の上に常に置いて辞書のようにカタログを使用するケースも多く見られます。営業資料として、辞書として、メニューとして、用途に合わせて自身の好きなように使えるのが大きな魅力の一つです。

複数人で閲覧しやすい

カタログの使いやすさの一つに、誰かと一緒に見たり使ったりしやすいということがあげられます。たとえば、電子書籍は一人一人の端末で個人で閲覧するのが基本ですが、紙の雑誌は複数人で回し読みしたり、一冊の雑誌を囲んで閲覧するという使い方ができます。会話やアイデアが生まれやすく、ビジネスシーンでも紙カタログは大いに活躍します。

カタログ制作の5つのポイント


カタログ制作

次にカタログを制作する際に押さえておきたいポイントを説明します。カタログはページ数が多く、掲載する情報も多岐に渡ります。スムーズに制作を進めるために次の5つのポイントを意識するようにしましょう。

【カタログ制作のポイント】
・用途や目的を明確に決める
・サイズや製本方法を適切に決める
・サンプルを収集する
・適切な制作期間を定める
・ブランドを踏襲する

それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。

使用するシーンや目的を明確に決める

どんなシーンで使用されるカタログなのかを踏まえて、目的や用途を明確に決めておくことで、カタログの効果が最大化します。例えば次のようなシーンや目的が考えられます。

目的 シーン
さまざまな営業活動 対面で新規顧客開拓する
展示会・イベントで配布する
店頭で配布する
発注・販売の促進 常に顧客の手元に置いておく
カタログを見てオーダーする
新規開拓 DMとして封入して郵送する

サイズや製本方法を適切に決める

目的や用途に合ったサイズや製本方法で制作することで、カタログの使い勝手が高まります。決めるべき内容は主に以下の項目です。

仕様 ポイント
サイズ A4・B5・正方形などのサイズ
ページ数 おおよそのページ数を決める
カタログを見てオーダーする
印刷方式 4色印刷・特色印刷・モノクロ印刷など
製本 中綴じ・無線綴じ・上製本・リング綴じなど
加工 型押し・箔押し・グロス加工・マット加工など

サンプルを収集する

サンプルとして他社のカタログを集めて参考にすると、有益なヒントやアイデアが生まれます。インターネットからダウンロードするのが主流になっていますが、現物が集められるのが理想です。用紙の質感や機能性・使い勝手は現物を触ってみて初めて分かります。現物の収集が難しい場合は、社員や得意先に頼んでカタログを入手するようにしましょう。

適切な制作期間を定める

カタログは、年度の切り替えやイベント時に合わせて作られることが多いですが、制作期間を逆算して取り掛かるようにしましょう。実際の制作作業だけでなく、確認や修正の時間を加味すると想像以上に時間がかかる場合もあります。加工や掲載する情報数にも異なりますが、以下の期間を目安にしてください。

ページ数 期間
20~50ページ 3~6カ月
100~200ページ 8~10カ月
300ページ 1年程度

ブランドを踏襲する

カタログは企業の顔となるアイテムの一つです。ブランドを踏襲した世界観やデザインで制作することを忘れてはいけません。営業用のカタログであっても会社案内やホームページの色合いや表現方法を踏襲するようにしましょう。

まとめ


まとめ

紙のカタログは常に手元にあって、営業マンの働きをしてくれたり、お客様のバイブルとして使われていたり、デジタルにはない良さがあります。使い勝手を考慮し、アイデアを出し合って作られたカタログは社内のスタッフにとっても愛着のあるアイテムになるはずです。新潟印刷でもカタログの制作やリニューアルのお手伝いをしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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