抗菌印刷とは、印刷物の表面に抗菌剤入りのニスでコーティングする印刷方法です。多くの企業や店舗から簡単に取り組むことができる衛生管理の手段として注目を集めています。
この記事では、抗菌印刷の仕組みや安全性、抗菌印刷で衛生管理を行うメリットや使用事例を紹介します。
この記事では、抗菌印刷の仕組みや安全性、抗菌印刷で衛生管理を行うメリットや使用事例を紹介します。
記事の目次
1.抗菌印刷とは?
抗菌印刷とは、細菌の増殖を抑制するために、印刷物の表面に抗菌剤入りのニスを塗る印刷方法です。印刷物の表面をニスで覆うことにより、抗菌効果が高まり、カビの発生を防いだり、臭い移りを防ぐことができます。
特に、衛生管理が厳しい飲食店では、抗菌印刷がいち早く取り入れられ、食事中に外したマスクを収納するマスクケースに全面に抗菌加工が用いられています。わたしたちが少しでも安心して食事ができるように、印刷会社と店舗が協力して衛生管理に取り組んでいます。
衛生管理や安全対策として注目されているだけでなく、企業のイメージアップにもつながるとして、多くの企業がパンフレットや商品に抗菌印刷を用いるようになりました。
特に、衛生管理が厳しい飲食店では、抗菌印刷がいち早く取り入れられ、食事中に外したマスクを収納するマスクケースに全面に抗菌加工が用いられています。わたしたちが少しでも安心して食事ができるように、印刷会社と店舗が協力して衛生管理に取り組んでいます。
2.抗菌印刷の3つのメリット
抗菌印刷の3つのメリットを紹介します。- 菌の増殖を防ぐことができる
- 安全性が高い
- 径口毒性(飲み込んでも有毒性がない)
- 皮膚刺激性(長く触れても炎症が起きない)
- 突然変異(遺伝子への影響がない)
- 皮膚感作性(アレルギーの原因にならない)
- インクの匂いがしない
抗菌印刷に用いられるニスにはQB-2500という抗菌剤が用いられています。QB-2500は、「抗菌性」「耐光性」「安全性」に優れており、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの様々な菌を寄せ付けない強い抗菌力があります。
食中毒の原因となる大腸菌で実験を行ったところ、抗菌印刷の高い抗菌効果が証明されました。
抗菌印刷をせず、35度で24時間放置‥‥21万個 ⇒ 2900万個に増殖!
抗菌印刷を施し、35度で24時間放置‥‥21万個 ⇒ 23個に減少!
抗菌印刷には、菌を防ぐだけでなく、菌を減少させる効果があることが明らかになりました。衛生管理にぴったりの方法だということがわかります。
食中毒の原因となる大腸菌で実験を行ったところ、抗菌印刷の高い抗菌効果が証明されました。
抗菌印刷をせず、35度で24時間放置‥‥21万個 ⇒ 2900万個に増殖!
抗菌印刷を施し、35度で24時間放置‥‥21万個 ⇒ 23個に減少!
抗菌印刷には、菌を防ぐだけでなく、菌を減少させる効果があることが明らかになりました。衛生管理にぴったりの方法だということがわかります。
抗菌印刷に用いられるインクは、高い安全性が確保されており、次の4つの安全試験をクリアしています。また、印刷業界でインクの安全性を規制する「NL規制」をクリアしているので、口に入れてももちろん問題ありません。
抗菌印刷のインクには「特殊吸着剤」が含まれており、印刷インクの独特の匂いがしません。また、インクに銀イオンを配合することで、品質をキープしたまま抗菌性を高めることができます。
インクの匂いを抑えた印刷ができることも抗菌印刷のメリットの一つです。
インクの匂いを抑えた印刷ができることも抗菌印刷のメリットの一つです。
3.こんなところにも抗菌印刷!使用事例を紹介
- だるまラーメンの「マスクケース」 詳細はこちらをクリック
新潟県でおなじみの「だるまラーメン」では、食事中のマスクをいれるマスクケースに抗菌印刷が用いられています。99%以上の菌の繁殖を防ぐとして、安全に食事が楽しめるようにという店主の思いが込められています。
- NIIGATA ALBIREX BBの「マスクケース」詳細はこちらをクリック
新潟県のプロバスケットボールチームNIIGATA ALBIREX BBのオリジナルロゴ入りのマスクケースに、抗菌加工が施されています。試合観戦中の飲食の際のマスクの保管に使用されています。大きくロゴが入ったデザインで観戦者とチームの一体感が感じられます。
- 中学生向けテキストの「問題集の表紙」
中学生が受験まで何度も使う問題集の安全性を高めたい、という想いから、高校受験用の問題集の表紙に抗菌印刷を施した教材出版会社があります。抗菌加工がされた問題集は、ほかの問題集と差別化することができ、企業として衛生管理をアピールすることもできます。
- パンフレットを送る「封筒」
受け取る人に届くまでに、多くの人の手にふれる「封筒」。
ある不動産会社は「封筒に抗菌印刷をして、安心して受け取ってほしい。特別なお客様だということをアピールしたい。」と、パンフレットを送る封筒に抗菌加工を施しました。
ある不動産会社は「封筒に抗菌印刷をして、安心して受け取ってほしい。特別なお客様だということをアピールしたい。」と、パンフレットを送る封筒に抗菌加工を施しました。
4.新潟印刷の抗菌印刷がおすすめな理由
多くの印刷会社が抗菌印刷を取り入れていますが、「新潟印刷」の抗菌印刷をとくにおすすめしたい理由を紹介します。抗菌性の高さを証明する「SIAA」マークで安全性をアピールできる!
新潟印刷の抗菌印刷製品には「SIAA」マークが表示されており、視覚的に安全性をアピールできます。「SIAA」マークは、厳格なルールによって定められた「一般社団法人 抗菌製品技術協議会」の正会員しか用いることができず、新潟印刷の製品は協議会の厳しい基準をクリアしています。
実用的な安全性が保証されていることはもちろん、視覚的にも安全であることがわかるので、利用者や製品を目にする人により多くの安心感を与えることができます。
ラインナップが多い!
新潟印刷の抗菌印刷はラインナップが豊富で、要望に合わせて様々な製品の抗菌加工を行っています。企業の衛生管理や安全対策、イメージアップの提案が可能なので、気になる製品があればお気軽に問い合わせてみてください。抗菌製品のラインナップ
- マスクケース(1ポケット)
- マスクケース(2ポケット)
- クリアファイル
- 包装紙
- メモ帳
- パンフレットやチラシなどの販促物
- ノートや冊子の表紙
- 封筒
新潟日報に新潟印刷の「マスクケース」が取り上げられました!
新潟印刷の抗菌印刷の取り組みが新潟日報で紹介されました。新潟印刷が開発したマスクケースの特徴は、銀イオン配合の抗菌インキで加工し、菌の繁殖率を99%以上抑制できることです。2019年から開発が進められ、現在も研究が続けられています。
新聞記事はこちらをクリック
まとめ
飲食店や企業に注目されている抗菌印刷。身近に使用するものから、衛生管理や安全対策を取り入れてみてはいかがでしょうか?
「こんな製品できるかな?」といった相談も大歓迎です!
新潟印刷の抗菌印刷で安心安全対策のお手伝いをさせてくださいね。
「こんな製品できるかな?」といった相談も大歓迎です!
新潟印刷の抗菌印刷で安心安全対策のお手伝いをさせてくださいね。